「洗濯機を簡単に処分する方法はあるの?」とお悩みの方はいませんか?
家電リサイクル法の対象品目である洗濯機は、自治体の粗大ゴミに出すことができません。
そのため、洗濯機を処分するのにお困りなる方は少なくありません。
今回は家電リサイクル法の詳細と洗濯機のお得な処分方法6選をご紹介します。
また、洗濯機を処分するときにかかる費用も解説します。
6つの処分方法を比較し、洗濯機を簡単に処分しましょう!
家電リサイクル法とは
家電リサイクル法とは一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律
家電リサイクル法が2001年から施行され、該当する大型家電を処分するには、リサイクル料金が必要になりました。
リサイクル料金は、メーカーごとに異なりますが、大体2,500円ほどかかります。
お持ちの洗濯機のリサイクル料金を確かめるには、家電製品協会が出している一覧を確認しましょう。
洗濯機の処分方法6選
家電リサイクル法がどのようなものかわかりましたね。
次に洗濯機の処分方法6選をご紹介します。
洗濯機の状態やご自身の条件にあった方法を選択しましょう!
自治体の指定場所に持ち込み処分する
自治体の指定場所に持ち込み、洗濯機を処分することも可能です。
運び出しを自分ですることで、運搬費用を節約することができます。
郵便局またはコンビニで、家電リサイクル券を購入し、リサイクル料金を支払います。
洗濯機をご自分で持ち運ぶ際は、事前に予約が必要です。
お近くの指定引取場所は一般財団法人家電製品協会のサイトから確認してください。
- 処分費用はリサイクル料金のみ
- 運搬費用がかからない
- 洗濯機の運び出しに手間がかかる
買取専門店で売る
処分する予定の洗濯機の状態がよければ、買取専門店で売ることができます。
お金をかけずに洗濯機を処分することができるのが特徴です。
買取専門店といっても、お店に持ち込む方法・出張買取を依頼する方法・家電を配送する方法があります。
なかには事前に簡単な査定をして、大まかな査定金額を出してくれる業者もあります。
複数社に査定を依頼すれば、より高い金額で買い取ってもらうことも可能です。
しかし、製造年式が古い洗濯機や、故障している洗濯機は買取できないことが多いです。
- 処分費用は無料
- 持ち込む方法または出張買取を選べる
- 洗濯機の状態・年式によっては買い取ってもらえない
家電量販店のリサイクルサービスを利用する
家電量販店に洗濯機の回収を依頼する方法もあります。
家電リサイクル法により、洗濯機を購入したお店とこれから洗濯機を購入するお店には、家電を回収しなければいけないという規定が定められています。
これから洗濯機を買い換える予定の方は、購入する時に回収サービスの説明があるはずなので、利用すると良いでしょう。
家電量販店が洗濯機の回収から処分を請け負ってくれますが、リサイクル料金と運搬費用がかかります。
リサイクル料金は変わりませんが、運搬料金は業者ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、買い替えを検討している方は、洗濯機の下取りを家電量販店を選ぶと、洗濯機を安く購入することができます。
家電量販店名 | 運搬料金(税込) | 下取りの有無 |
---|---|---|
ビックカメラ | 1,650円 | ◯ |
ヤマダ電機 | 1,650円 | ◯ |
ケーズデンキ | 1,650円 | 時期によってキャンペーン開催 |
ヨドバシカメラ | 550円 | 時期によってキャンペーン開催 |
- 処分費用はリサイクル料金と運搬費用がかかる
- 業者が引き取ってくれるから手間がかからない
- 買い替えを検討している人は下取りをしている業者を選ぶ
フリマアプリを活用する
フリマアプリを利用して、洗濯機を出品するのも1つの方法です。
登録から出品するまで無料で利用できるため、売れればお金をかけずに洗濯機を処分できます。
壊れてしまった洗濯機や、製造年が古すぎるものはフリマアプリで販売するのは難しいでしょう。
ヤフオクやメルカリといった登録者の多いアプリの方が、たくさんの人が利用するので売れる確率が上がります。
しかし、フリマアプリに出品しても購入者がいなければ洗濯機を処分することができません。
また、配送料をご自身で負担する場合は高くつく可能性があるので、料金を確かめておきましょう。
- 処分費用は無料(自分で負担する場合は配送料)
- 手軽に登録・出品することができる
- 購入者がいないと処分できない
自治体の回収サービスを確認する
お住いの地域によって異なりますが、自治体で回収サービスを行なっているところもあります。
近くに家電量販店やリサイクルショップがない場合に、市区町村に問い合わせると処分方法を教えてもらえます。
協力店や市町村と提携している業者を紹介してもらうことが可能です。
サービスの料金は自治体ごとに異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
- 処分費用はリサイクル料金のみ
- 自治体ごとに決められている
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して洗濯機を処分する方法もあります。
「洗濯機を自分で家から運び出したくない」「洗濯機以外の不用品もまとめて処分したい」といった方におすすめです。
家電量販店の引き取りサービスや、指定場所に持ち込んで処分するよりもお金はかかりますが、指定した日時に回収に来てもらえるので、洗濯機を簡単に処分できます。
ただし、無料回収をうたう業者や、会社情報が不明確な業者は悪徳業者の可能性があります。
悪徳業者に依頼すると、トラブルに巻き込まれてしまうことがあるので、怪しいと感じたら利用するのはやめましょう。
- 処分費用は業者によって異なる
- 指定した日時に回収に来てもらえる
- 悪徳業者に注意が必要
参考:不用品の処分方法
洗濯機の状態に応じて最適な方法を選択する
洗濯機の処分方法を6つご紹介しました。
どの方法が自分に合っているのかわからないといった方のために、状況別での選択方法を解説します。
使用可能な洗濯機を処分する場合
正常に機能する洗濯機を処分する際は、売却することでお得に処分できます。
自分の好きな価格で販売することができるため、発送が手間にならない人は、まずフリマアプリに出品すると良いでしょう。
買取業者を利用すると、販売したい価格より安く査定されることもあります。
ですから、フリマアプリで様子を見てから買取業者に査定を依頼しましょう。
- 状態の良い洗濯機を持っている場合→フリマアプリを活用する
- フリマアプリで売れなかった場合→買取業者を利用する
壊れてしまった洗濯機を処分する場合
故障した洗濯機を処分する場合でも、まずは買取業者に問い合わせてみましょう。
買取業者に引き取ってもらえない場合は、費用をかけて処分することになります。
壊れてしまった洗濯機を処分するには、以下の3つの方法があります。
処分方法を比較して、ご自分にあったものを選択しましょう。
- 洗濯機のみを処分したい場合→購入したお店で回収してもらう
- 複数の不用品をまとめて回収してもらいたい場合→不用品回収業者に依頼する
- なるべく安く洗濯機を処分したい場合→指定引取場所に持ち込む
まとめ
洗濯機の処分方法6選をご紹介しました。
洗濯機は家電リサイクル法の対象製品なので、誤った方法で処分すると罰金になる場合もあります。
使用できる洗濯機は売却することもできますが、壊れてしまったものは業者に頼むか指定引取場所に運ぶのがおすすめです。
記事で紹介した方法を参考に、洗濯機をお得に処分しましょう。