マットレスって大きくて重量もあるので、処分するのも何かと大変です。
できれば安く簡単に処分できるとうれしいですよね。
この記事では、8種類あるマットレス処分方法のメリット・デメリットをご説明し、その中でもおすすめの処分方法もご紹介します。
ぜひあなたに合った処分方法をこの記事で見つけて下さい。
- マットレスを処分するタイミングが分かる!
- 様々なマットレスの処分方法が分かる!
- おすすめの処分方法が分かる!
- あなたに合ったマットレスの処分方法が見つかる!
マットレスを処分するタイミング
マットレスは汚れてきたりして古さを感じるようになっても、そのまま使い続けることが可能なので、意外と処分するタイミングが難しいですよね。
では、どんなタイミングで処分するのが適切なのか解説していきましょう。
劣化による寿命
マットレスも使い続ければ劣化してきます。
しかし、どの程度劣化したら寿命なのかが分かりづらい製品です。
そのため、その劣化の具合を見極めるポイントをご紹介しましょう。
汚れやシミ
見た目的なものなので分かりやすいと思いますが、あまりにも汚れていたり、たくさんシミの付いているマットレスはあまり気持ちのいいものではありません。
なので、汚れやシミが目立つようになってきたら処分するタイミングと言えるでしょう。
ギシギシと音がする
これはマットレスの中のスプリングが劣化してきている証拠で、睡眠中にかいた汗が中のスプリングにまで浸透し、サビてしまうことが原因です。
一度音が気になってしまうと、なかなか寝付けなくなってしまうこともあるので買い替えを検討したほうがいいでしょう。
マットレスの中央が凹んでいる
マットレスが凹んできた場合も買い替え時と言えるでしょう。
凹んでいるのは寝ころんだ時に腰が当たる部分です。
毎日その部分に負荷がかかっているため、長年使っているとどうしてもそこだけ凹んできます。
使用年数
一般的なスプリングのマットレスは、およそ10年で交換時期と言われています。
10年も使うとそれなりに汚れてきますし、中のスプリングも劣化してきますので、買い替えを検討してもいいでしょう。
マットレスが体に合わない
買ってみたはいいものの、実際に使ってみたらどうも体に合わない…ということもあるでしょう。
体に合わない例として、柔らかすぎて腰の部分だけが沈んでしまい不自然な態勢なって眠れない、硬すぎて体が痛いなどがあります。
体に合わないのにそのまま使い続けると快適な睡眠は得られませんので、もったいないですが買い替えのタイミングです。
マットレスのメーカーや販売店によっては返品可能な場合もありますので、購入後に体に合わないと思ったら早めに販売店に相談してみましょう。
マットレスの処分方法は8つ
マットレスの処分方法は基本的に8種類あります。
どれも費用や手軽さに違いがありますので、以下のような表にまとめてみました。
処分方法 | 手軽さ | 費用 |
---|---|---|
粗大ゴミで回収してもらう | △ | 1,000〜2,000円 |
処理施設に持ち込む | ✕ | 1,000〜2,000円 |
解体して家庭ごみで出す | ✕ | 無料 |
リサイクルショップに買取してもらう | ◎ | 無料 |
家具店に引き取ってもらう | ◯ | 無料〜3,000円 |
ヤフオク・メルカリに出品する | ✕ | 無料 |
不用品回収業者に依頼する | ◎ | 5,000〜15,000円 |
地域の掲示板サイトを利用する | △ | 無料 |
ではそれぞれの処分方法について詳しく見ていきましょう。
自治体で粗大ゴミとして回収してもらう
これが一番一般的な処分方法と言えるでしょう。
処分費用は比較的安く済みますが、最低でも玄関前、場合によっては自治体が指定した場所まで運ばないといけないので、マットレスのような大きなものの場合は大変な作業となります。
また、事前の申し込みが必要で、自治体によっては回収まで1ヶ月待たされることもあり、時間がかかる処分方法です。
- メリット:処分費用が安い
- デメリット:施設まで直接持ち込まないといけない
自治体が指定する処理施設に直接持ち込む
こちらも処分費用はお安めです。
しかし、マットレスはシングルサイズでもかなりの大きさになりますので、一般的な乗用車には積み込むことができず、トラックなどをレンタルして施設まで運ばないといけないため、返って費用がかかってしまう場合もあるでしょう。
労力はかかりますが、ご自身や知り合いにマットレスが載せられるトラックがあるならいい方法とも言えます。
- メリット:処分費用が安い
- デメリット:施設まで直接持ち込まないといけない
解体して家庭ごみとして自治体に回収してもらう
大変な作業となりますが、道具さえあればマットレスを解体し、家庭ごみとして自治体に回収してもらうこともできます。
必要な道具は、ハサミやカッターなどの布を切断できるものと、金属のスプリングを切断できるカッター(2,000円~5,000円程度)です。
スプリング入っていない、三つ折りのマットレスなども解体すれば、無料で処分ができます。
- メリット:工具さえあれば無料で処分できる
- デメリット:かなりの手間がかかり、怪我をする可能性もある
ボンネルコイルマットレスの解体
このマットレスの構造は、多くの金属製スプリングが連結され、その周りをクッション材と布で覆われています。
そのためまずはハサミやカッターで表面の布を切り、その下のクッション材をスプリングから引きはがし、スプリングがむき出しになったら、金属を切断できるカッターでスプリングを細かく切断すれば不燃ごみで出すことが可能です。
ポケットコイルマットレスの解体
ポケットコイルマットレスは、コイルがそれぞれ独立した状態で一つ一つが布に包まれています。
そのため解体に非常に手間が掛かり、分別にも時間がかかるのが難点です。
ボンネルコイルマットレスと同様にカッターで表面を切り開き、周りの布とクッション材を剥がして内部のコイルを袋から取り出して、可燃ごみと不燃ごみに分別して処分します。
ウレタンや樹脂製のマットレスの解体
こちらは金属のスプリングを使っていないマットレスです。
金属のスプリングを使っていないので構造自体は単純なのですが、その分地道にハサミやカッターで細かくしていくしかありません。
マットレス解体の参考動画
下記の動画は金属のスプリングが使用されているマットレスの解体動画です。
動画内では解体方法を分かりやすく説明していますので、もし解体を考えてる方は参考にしてみてください。
リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップに買い取ってもらえれば、処分費用はかからずに、逆に買取料金を得ることができます。
しかもリサイクルショップによっては自宅まで引き取りに来てもらえるので、手間も少なくて済むでしょう。
しかし、マットレスは人の肌が触れる寝具ですので、衛生的な面から買取されにくい傾向にあります。
そのため、かなり状態がいいか、有名なブランドのマットレスでないと買い取ってもらえる可能性は少ないでしょう。
- メリット:買取金額を得ることができる
- デメリット:状態が良くないと買い取ってもらえない
買い替え時に家具店に引き取ってもらう
新しくマットレスを購入するときに、購入店で古いマットレスを引き取ってもらえることがあります。
販売店によっては、買い替え時であれば無料で引き取ってもらえる場合もありますが、もし回収の費用がかかる場合は3,000円くらいが相場となるでしょう。
- IKEA:マットレス購入時に引き取りを申し込めば無料(配送サービスは有料)
- ニトリ:購入したマットレスと同数量か同容量なら1注文につき3,000円(税別)で引き取り可能
- 無印良品:対象商品に限り、購入した商品を配送する際に、その商品と同種・同数の不用品引き取りを税込3,000円×個数で依頼することが可能
引き取り料金がかかる場合、自治体での粗大ゴミ回収費用よりは割高になってしまいます。
もし買い替えを検討している場合は、購入する店舗に引き取り可能か、料金がどれくらいかかるのか確認してみましょう。
- メリット:新しいものを配送時に引き取ってもらえる
- デメリット:自治体の回収よりも高くつく
ヤフオクやメルカリに出品する
ヤフオクやメルカリに出品してうまく買い手が見つかれば、処分費用がかからず、売却した金額が手に入るのでお得です。
しかし、リサイクルショップの場合と同じように、かなり状態がよかったり、有名ブランドのものでなければなかなか買い手が見つからないでしょう。
しかも運搬を配送業者に頼む場合は、梱包料も含めて1万円以上かかることもあり、こちらもなかなか買い手が見つからない理由の一つです。
また、出品するためには自分で商品の画像と紹介文を用意して、販売サイトに掲載しないといけないため、慣れていない方には手間のかかる作業となるでしょう。
- メリット:欲しい人がいれば多少状態が悪くても売却できる
- デメリット:出品・発送に手間がかかる、売れない場合もある
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者なら、依頼すれば即日で対応してくれて、自宅内からマットレスを運び出してくれるので手間なくすぐに処分することが可能です。
さらに買取サービスを行っている業者であれば、状態がよければ買い取ってくれる可能性もあるのでお得に処分できます。
もし状態が悪く、買取が不可能な場合でもそのまま回収をお願いすることもできるので、この場合も手間がかかりません。
しかし、買取ではなく処分を依頼する場合は、自治体での粗大ゴミ回収費用よりは割高になってしまいます。
- メリット:即日回収可能で自宅内からの運び出しもOK、状態が良ければ買取も可能
- デメリット:処分費用は多少高くつく
地域の掲示板サイトを利用する
多くの人が利用しているジモティーなどを利用すると、近隣の人に直接譲ることができます。
ジモティーは、登録料や手数料は無料で、チャットで直接やりとりができるため人気を集めています。
ただし、個人間での取引が苦手な方や、処分するまでに時間をかけたくない方にはおすすめしません。
- メリット:処分費用がかからない
- デメリット:処分するまでに時間がかかる
マットレスの処分は不用品回収業者がおすすめ
多少の費用はかかりますが、マットレスの処分は不用品回収業者がおすすめです。
では、どうして数ある処分方法の中で不用品回収業者がおすすめなのか?
そのメリットを細かくご紹介します。
即日での回収や日時の指定もOK
不用品回収業者なら、問い合わせたその日のうちに回収に来てくれますし、土日や夜間にかかわらず指定した時間に回収に来てくれます。
自治体だと引き取りまで1週間から1ヶ月かかることもあるので、急いで処分したい場合や土日しか仕事の休みがない方にはとても助かりますね。
家の中から運び出してくれる
自治体は基本的に家の中からの運び出しはしてくれません。
マットレスはシングルサイズでもかなりの大きさがあるため、一人で運ぶのはとても大変ですし、注意しないと思わぬ怪我をする可能性があるので危険です。
不用品回収業者は家の中からでも問題なく運び出してくれます。
買取可能ならさらにお得
マットレスは状態がよくないと買い取ってもらえない場合が多いですが、リサイクルショップと同じように不用品回収業者でも買い取ってもらえる場合があります。
ただし、すべての不用品回収業者が買取を行っている訳ではありませんので、ホームページや電話で買取を行っているか確認する必要があります。
査定に来てもらって、買取OKならお得に処分できますし、もしダメだった場合でも処分費用を支払えばそのまま回収してくれるので手間がかかりません。
マットレス以外の不用品もまとめて回収してくれる
もし、マットレス以外にも処分したいものがあれば、まとめて回収を依頼できます。
特に引越しを控えていたり、ゴミ屋敷の片づけや遺品整理をする場合は大量の不用品が出ますが、不用品回収業者なら不用品の量に上限はありませんし、もしその中に買取可能なものがあればその分お得に処分できます。
マットレスの処分におすすめの不用品回収業者 Top 6
いざ不用品回収業者に依頼しようとしても、全国にはたくさんの不用品回収業者があるため、どの業者に依頼するのが一番いいのか分かりません。
そのため、ここからは当サイトがおすすめする不用品回収業者を6社に絞ってご紹介します。
料金・サービス・対応の速さ・接客・口コミなどを総合的に判断し、ランキングにしましたので、業者を選ぶ際の参考にされてください。
1位 KADODE
基本情報
KADODE | |
対応エリア | 東京都 千葉県 神奈川県 埼玉県 静岡県 奈良県 兵庫県 広島県 大阪府 山口県 岡山県 大分県 福岡県 佐賀県 宮崎県 鹿児島県 熊本県 長崎県 |
定額料金プラン | ■ SSパック 5,000円から 全部で6種類 |
対応可能業務 | 不用品回収 不用品買取 ゴミ屋敷の片付け 生前・遺品整理 |
営業時間 | 24時間対応(年中無休) |
ホームページ | 不用品回収KADODE |
電話番号 | 0120-966-926 |
即日対応OK、買取OKの不用品回収業者KADODEです。
特徴はそれだけではなく、接客が丁寧で親切と口コミでも評価が高いのが人気の理由でしょう。
他にも定額料金プランの豊富さやサービスの多さも見逃せないですね。
もちろんマットレスの回収も行ってくれます。
評判・口コミ
おすすめポイント
2位 ハヤブサ
基本情報
ハヤブサ | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | ■ かご台車積み放題パック 9,800円から 全部で6種類 |
対応可能業務 | 不用品回収 不用品買取 ゴミ屋敷の片付け 引越し 遺品整理処分 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | http://hayabusa-gomikaishu.com/ |
電話番号 | 0120-377-065 |
女性作業スタッフが在籍しているため、一人暮らしの女性にもうれしいハヤブサです。
スタッフの研修もしっかりと行っており、口コミでも親切丁寧と評価が高いのも特徴。
また、料金もお手頃で買取も行っているため、お得に利用することが可能です。
評判・口コミ
おすすめポイント
3位 ECOクリーン
基本情報
ECOクリーン | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 不用品回収 不用品買取 ゴミ屋敷の片付け 引越し 遺品整理 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://ecoclean-fuyohin.com/ |
電話番号 | 050-3186-4780 |
ECOクリーンはしっかりとした研修で厳しいスタッフ指導を行っているので、親切丁寧な接客対応をしてくれます。
また、全国に拠点が1,000以上もあるため、依頼から30分で現場に到着可能。
見やすいホームページでは、不用品回収に関することが細かく書かれていますので、これまでに不用品回収業者を利用したことのない方にはとても参考になる内容となっています。
評判・口コミ
おすすめポイント
4位 株式会社リング
基本情報
株式会社リング | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 不用品回収 ゴミ屋敷片付け ハウスクリーニング 遺品の整理 引越し 不用品買取 家具の組み立て・移動など |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://fuyouhinkaisyu-rƒing.com/ |
電話番号 | 0120-377-065 |
対応可能業務が非常に多い、株式会社リング。
そのため不用品回収だけでなく様々なことに対応してくれます。
特に、ハウスクリーニングは大量の不用品回収とセットで依頼すると、家の中がスッキリした上にきれいになるのでおすすめです。
また、買取にも力を入れているのも見逃せませんね。
評判・口コミ
おすすめポイント
リングの特徴は何といってもそのサービスの多さでしょう。まるで便利屋さんのように様々なことに対応してくれるので、不用品回収以外でも利用したいですね。
5位 不用品回収センター
基本情報
不用品回収センター | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能サービス | 不用品回収 不用品買取 遺品整理・遺品処分 ゴミ屋敷の片付け |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | http://www.s-recycle.com/ |
電話番号 | 地域によって異なるのでホームページで確認 |
日本全国に対応し、家庭の不用品から、オフィスや店舗の不用品も回収してくれる不用品回収センター。
特に買取を強化していて、骨董などの専門的なものもプロの鑑定士が出張して査定・買取をしてくれます。
もちろん即日対応OKなので、その日のうちに回収や買取に訪れます。
評判・口コミ
おすすめポイント
不用品の回収はもちろんですが、買取にかなり力を入れています。買い取ってもらえそうなものがある場合は、まず問い合わせて買取可能かどうか確認してみましょう。
6位 エコピット
基本情報
エコピット | |
対応エリア | 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 |
定額料金プラン | ■お任せパック/SSパック12,000円 全部で5種類 |
対応可能業務 | 不用品回収 ゴミ屋敷片付け ハウスクリーニング 遺品整理 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://www.ecopit-huyouhin.com/ |
電話番号 | 0120-900-413 |
エコピットは関東を中心に不用品回収サービスを展開しています。
不用品回収だけでなく、浴室やエアコンなどのハウスクリーニングも利用可能です。
エコピットでは電話やオンラインを利用すると、3分程度で無料の見積もりができます。
そのため、処分に手間や時間をかけたくない方におすすめです。
評判・口コミ
おすすめポイント
エコピットの特徴は何といってもサービスの充実度でしょう。基本料金や出張費料が無料で、即日対応も可能なので時間がなくて忙しい人にぴったりですね。
マットレスの処分方法は8つ!まとめ
まとめ
- 一番手軽に処分するには不用品回収業者に依頼するのがおすすめ!
- 処分費用をできるだけ安くするには解体して家庭込みで出す
- まだあまり使用していないものならリサイクルショップに買収してもらう
マットレスを処分する方法とおすすめの不用品回収業者をご紹介いたしました。
不用品回収業者なら処分する手間がほとんどかからないのでおすすめです。
しかし、トラックを持っているので処理施設まで直接持っていける、解体する手間が苦にならない、ヤフオクやメルカリなどをよく利用しているので出品することに慣れている、ということであればそちらを選択するのもよい方法だと思います。
この記事を見て、ご自身の状況に合った、一番いい方法を見つけて下さい。