古くなったベッドを買い替えたい、引っ越しする際にベッドを取り替えたい、子供が大きくなったのでベッドを新しく購入したいなど様々な理由によって、不要になったベッドを処分したいと考えている方々に、自治体でベッドを処分する方法とかかる費用、安くベッドを処分する方法をご紹介していきます。
自治体でベッドを処分する場合は、粗大ゴミとして出す
自治体でベッドを処分する時は粗大ゴミとして廃棄されます。
では具体的な順序をこれから紹介します。
粗大ごみ受付センターで予約をとる
自分が住んでいる市区町村の粗大ごみ受付センターに電話もしくは、ネットからお申込みをして、粗大ごみの収集日を決めます。
この際、ベッドの大きさを伝える必要があるので、事前に必ずベッドの大きさを測っておきましょう。
粗大ごみ処理券を購入する
粗大ごみ受付センターで指定された金額の粗大ごみ処理券を購入しなければなりません。
粗大ごみ処理券は、コンビニエンスストア、郵便局、スーパーなどで売っているので、近くのところで購入しましょう。(一部取り扱いのない店舗もあります)
粗大ごみ処理券に、収集日、受付番号、氏名の記入を終えたら、処分するベッドに貼り付けましょう。
ベッド・マットの粗大ごみ手数料(東京都大田区の場合)
東京都大田区を例にしたベッド・マットの粗大ごみ手数料です。
ベッドの種類別粗大ごみ手数料 | |
シングルベッド(ベッドマットなし、2段以上あるベッドの場合は、はしごを含み、シングルベッドの価格に段数を乗じた料金になります。) | 1,200円 |
ソファーベッド | 2,000円 |
ダブル・キング・クイーンを含むセミダブル以上のベッド(ベッドマットなし) | 2,000円 |
パイプベッド(ベッドマットなし) | 1,200円 |
ベッドマット(畳製)
|
1,200円 |
シングル用ベッドマット | 1,200円 |
ダブル・キング・クイーンを含むセミダブル以上用ベッドマット | 2,000円 |
ベビーベッド(ベッドマットなし) | 800円 |
ベビーベッドマット | 300円 |
参照:大田区粗大ごみ品目・手数料一覧(手数料は区取集時のもの)
シングルベッド一式(ベッドマット含む)の処分費用の合計は2,400円、ダブル・キング・クイーンを含むセミダブル以上のベッド一式(ベッドマット含む)の処分費用の合計は4,000円かかるということになります。
自治体でベッドを処分する方法のまとめ
ベッドを自治体指定の場所に自分で持ち込んで処分
ベッドを自分で自治体の指定した廃棄施設に持ち込んだ場合、品目、自治体によって異なりますが、粗大ごみの処分にかかる手数料が無料もしくは減額されます。
この場合もまず粗大ごみ受付センターで持ち込む日を予約して、粗大ごみ処理券を購入して、必要事項を記入したら、ベッドに貼って廃棄施設にベッドを持ち込み、処分完了となります。
自分で持ち込み処分する場合は、自治体によって異なりますが、ごみ処理券が不要なところ、自治体指定の廃棄施設で料金を払うところがありますので、予約のとき確認をとっておくと良いでしょう。
ベッドを自分で解体して無料で処分する
ベッドを自分で解体すれば、可燃ごみと不燃ごみに分けて無料で処分できます。
しかしベッドを可燃ごみと不燃ごみのサイズにするには、粗大ごみの基準、一辺の長さが30㎝を超えないように解体するために、電動ドライバー・ノコギリなどの工具が必要となります。
各市区町村の自治体によっては、分別規則が異なりますので、自分の住んでいる自治体の環境課に事前に問い合わせて確認しておくと良いでしょう。
引っ越す際は、引っ越し業者に古いベッドを引き取ってもらおう
引っ越しと同時に新しいベッドに買い替えたいと考えている方なら、引っ越し業者に古いベッドの回収を頼みましょう。
引っ越し業者は不要になったベッドを無料で回収してくれるどころか、業者によっては買取をしてくれるところもあります。
しかし全てのベッドが無料回収・買取できるわけではなく、回収不可のベッドや買取不可のベッド、場合によっては有料で回収になるなんてこともありますので、事前に引っ越し業者に確認しましょう。
ベッドを新しく買い替えた時の処分方法
新しいベッドを購入した場合、古いベッドは通常、購入先の家具店・寝具屋で引き取ってもらえます。
しかし、全部の店舗が引き取りサービスをやっているわけではありませんし、引き取りは有料となっています。
ではベッドを新しく購入した際に、引き取りサービスをしてくれるお店と引き取りにかかる費用をご紹介します。
ニトリと無印良品の引き取りサービスの利用条件と費用
ニトリと無印良品でベッド引き取りサービスを利用するには条件がありますので確認しましょう。
- 購入したベッドと引き取ってもらうベッドが同数量もしくは同容量までのものに限る
- 配送員設置商品と書かれた商品に限定し、宅配便を使う商品は不可
- 1度の注文・配送につき3,000円(税抜き)で引き取ってもらえる
無印良品もニトリと同様にベッドの引き取りを頼むには条件とかかる費用があります。
- 購入した商品と同じ種類で同じ数量のもの、つまりシングルベッドを1つ買ったら、シングルベッドを1つ引き取り
- 電動ベッド、ウォータベッド、布団、枕、クッション各種を除いた対象商品であること
- 一回の注文につき3,000円掛ける注文個数で引き取ってくれる
ニトリや無印良品で新しくベッドを買い替えて、引き取りサービスを利用すれば、3,000円から不要になったベッドを手間なく回収してもらえます。
ベッドの買い替えサービスをもっと詳しく知りたいという方は
不要になったベッドを安く処分する方法
処分したいベッドをリサイクルショップであったり、ネットオークション、フリマアプリで売れば、粗大ごみとして出さないで済みますし、タダどころか収益となるので、できれば処分する前に売れるものか確認したいものです。
ではどういったベッドが売れるのか、リサイクルショップで売る場合、ネットオークション、フリマアプリで売る場合の方法をまとめてご紹介します。
ベッドの買取基準とは
ベッドを売りたいと思っても、使用期間が長く、傷や汚れが酷いと買取不可になってしまう場合もあります。
なのでどういったベッドが買取基準を満たしているのか、高く売れるのか調べてみました。
- 傷や汚れがなく、へこんだ部分などがない、状態が綺麗なベッド
- マットレスにシミなどの汚れがないベッド
- ダブル以上でマットレスの厚さが30㎝以上あるベッドは買取金額が高い
- TEMPUR(テンピュール)、Simmons(シモンズ)、Cassina ixc.(カッシーナ・イクシー)といった人気で有名なブランドのベッドは高く売れやすい
売りたいベッドのサイズ(シングル・ダブルなど)やマットレスの厚さを事前に調べておくことも重要です。
リサイクルショップでベッドを買い取ってもらう
多くのリサイクルショップはベッドの買取に対応していますし、出張買取を利用すれば。わざわざベッドを店舗に持ち込まなくても自宅で査定、買取をしてくれるところもありますし、LINEまたはメールで写真を送って事前査定してくれるところもあるので有効活用しましょう。
事前査定できるところは、ベッドのサイズ、マットの有無、状態などを分かる範囲でいいのでメール、写真などで送れば買取可能か不可かわかるので、一度無料査定に出すことをおすすめします。
ネットオークション、フリマアプリでベッドを売る方法
この方法はすぐにベッドを処分したいという方や、ネットオークション、フリマアプリのシステムが分かりにくいという方にとっては、逆に不便となるかもしれませんのでメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
- 自分の売りたい金額でベッドを出品することができる
- 多少ベッドの状態に難があっても買い手がいれば売却することができる
- ベッドの状態が良く、綺麗、買取店よりも高く売れる可能性がある
- ベッドを出品する際、写真を撮ったり、説明文を書いたりなどの手間がかかる
- 出品するところ(メルカリ、ラクマ、ヤフオク)によって、売れた際に出品手数料3.5%~10%取られる
- 梱包作業する手間、送料の負担がかかる(送料は出費者負担か購入者負担か選べる)
- 買い手がつかないと、いつ売れるのか分からないので時間がかかる
結論から言うと、このベッドは現在いくらで売られているのかという市場価格などの情報を知っていて、適正な価格で売れる方はネットオークション、フリマアプリに出品するのが良いでしょう。
一切手間をかけずに、お得にベッドを処分する方法
新しくベッドを買い替える予定もなく、不要になったベッドを自治体で処分するには収集前に色々と手続きをしたり、自宅の前へ運んだり大変です。
ベッドを売るときも、ベッドの状態を確認したり、必要によっては梱包作業をしたりと、時間や作業する労力がかかります。
では時間・労力など、一切手間をかけずにお得にベッドを処分できる方法は不用品回収業者を利用することで解決します。
不用品回収業者のおすすめポイントと注意点
ベッドを処分するのに不用品回収業者を利用する方におすすめのポイントと注意点を紹介します。
- 不用品回収と買取を行ってくれる業者もあるので、回収費用を安く抑えることができる
- ベッド以外にも不要なものがあれば、まとめて回収してくれる。
- 24時間365日年中無休で、即日対応してくれる業者もいるので、急な依頼でも柔軟に対応してくれる。
- 土日祝日でも日時指定ができたり、夜間、早朝の作業も業者によってはお願いできる
- 依頼者本人の立ち会いが不要な業者もあるので、忙しい人でも大丈夫
- 無料で回収すると過剰に宣伝している業者。
こういった業者は無許可で不用品回収している場合が多く、不法投棄、高額請求などのトラブルに巻き込まれるケースがあります。 - 業者のホームページに詳しく料金・会社のことが載っているか。
追加料金の有無、オプションサービスは無料か有料か、会社の所在地は記載されているかなどを確認しましょう。 - 許可番号はちゃんと載っているか。
ホームページを見て第○○○○号と記載されれいるか確認しましょう。
ベッドの処分や買取をしてくれるおすすめの業者
評判・口コミ、各業者が公式サイトで載せている情報、価格、スタッフの対応の良さ、サービスの豊富さなどを判断基準にして、ベッドを安く処分してくれる・高価買取してくれるおすすめの業者をランキングにしたので、ぜひともご参考になさって下さい。
【ベッドの処分・買取におすすめの業者】1位 KADODE
KADODEは東京のみならず、関西や九州を含む各地でサービスを提供している会社です。
6つの定額パックの中には作業費や車両費が含まれています。見積もり後の追加料金はないので、安心して利用できるでしょう。
公式サイトではキャンペーンを実施しているので、チェックしてみましょう。
- 各種料金が含まれた6つの定額パックがあるから不用品の量に合わせて選べる
- 少量から即日で引き取ってもらえる
KADODE | |
主な対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、山口県、大分県、福島県、佐賀県、宮崎県、熊本県、長崎県、鹿児島県 |
最安値プラン | SSパック5000円(税込)~ |
見積り料金 | 無料 |
主なサービス内容 | 不用品・粗大ゴミ回収、不用品買取、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理、引っ越しに伴うゴミ回収など |
営業時間 | 24時間365日年中無休 |
電話番号 | 0120-966-926 |
住所 | 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル6階 |
即日対応 | 可能 |
買取サービス | あり |
軽トラック積み放題 | あり |
公式サイト | 不用品回収KADODE |
評判・口コミ
【ベッドの処分・買取におすすめの業者】2位 Brainz
Brainz(ブレインズ)は、関東の一都三県を中心にスピード対応や低価格で不用品の回収と買取などを行っている会社です。
Brainz(ブレインズ)のホームページにはベッドの種類別の回収料金表があるので、ベッドを処分するのにいくらかかるか不安な方にも安心です。
リサイクル、リユースの事業もやっているので、買取も積極的にやってくれます。
- お急ぎの場合でも即日出張可能
- ベッド各種の回収料金表がある
- 見積り後の追加料金一切なし
Brainz(ブレインズ) | |
対応エリア | 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県川崎市、横浜市 |
最安値プラン | ベッドフレーム2,000円~ |
主なサービス内容 | 不用品回収・買取、ゴミ屋敷の片付け、ベッドの解体、回収・処分 |
営業時間 | 9時~20時(年中無休) |
電話番号 | 0120‐335‐282 |
住所 | 東京都足立区谷中1-11-12 |
即日対応 | 可能 |
買取サービス | あり |
軽トラック積み放題 | 要問合せ |
公式サイト | http://bed-brainz.jp/ |
評判・口コミ
【ベッドの処分・買取におすすめの業者】3位 クリーンワークス
クリーンワークスは、不用品回収をはじめとした様々な事業を展開している会社です。
ベッドの回収・買取だけじゃなく、ベッドを解体して処分してもらえることもできます。
ホームページにはきちんとベッドの回収料金が種類別に記載されているので、安心できます。
- ベッドの種類別回収料金表がある
- 即日対応OK
- 1点からの回収に対応
クリーンワークス | |
対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 |
最安値プラン | ベビーベッド2,000円~ |
主なサービス内容 | 不用品・粗大ゴミ回収、不用品買取、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理、引っ越しに伴うゴミ回収など |
営業時間 | 9時~20時(年中無休) |
電話番号 | 0120-538-814 |
住所 | 東京都葛飾区立石2-6-4 |
即日対応 | 可能 |
買取サービス | あり |
軽トラック積み放題 | 要問合せ |
公式サイト | http://www.cleanworks.jp/ |
評判・口コミ
まとめ
ベッドのあらゆる処分方法をご紹介しましたが、自分の条件に合った処分方法は見つかったでしょうか。
もし仕事や家事などで忙しく、ベッドを処分したいが時間がないとった方々には、不用品回収業者を利用して作業の手間を省くことをお勧めいたします。