ネクタイをクリーニングに出す頻度・料金の目安は?注意点も合わせてご紹介!

ネクタイクリーニング

お客様の声1

ネクタイは肌に直接つけないんだから、普通ならそんなに汚れないかもしれないけど、ホコリの多い場所を歩くから汚れが気になるんだよね。
ネクタイは自分で洗えないのよね?

クリーニングはどのくらいの頻度で出せばいいの?

お客様の声2

シャツは1度着用すれば、洗濯が基本。

スーツは冬なら1シーズンに一度、夏は首回りが汚れるのでもう少し煩雑にクリーニングに持っていくことが普通です。

一方ネクタイは汚れがあまり目立たずそのままになりがちですが、実は意外と汚れています。

またそのままにしていると段々とよれて使いにくくなってしまうので、適宜お手入れが必要です

ネクタイはシルクなどデリケートな素材で作られているため、ご自分で洗うと型崩れを起こしてしまう可能性があります。

そのため、ネクタイは自宅で洗わずクリーニングに出すのがおすすめです。

この記事ではネクタイをクリーニングに出す際の注意事項や出す頻度、料金などを解説します。

おすすめはできませんが、ネクタイの洗濯方法も紹介するので参考にしてください。

大切なネクタイをオシャレに使い続けるために適切なお手入れをしていきましょう。

この記事でわかることをざっくり言うと
  • ネクタイをクリーニングに出す目安は3ヶ月に一度
  • ネクタイのクリーニングの料金相場は300〜500円程度
  • クリーニングに出す前に仕上がりまでの日数・お店のサービスを確認すべき
  • ネクタイは自宅で洗濯するのが難しいのでクリーニングに出すのがおすすめ
  • ネクタイをクリーニングに出すならネクシーがお得!

ネクタイはどんな時にクリーニング出すべき?

ネクタイはどんな時にクリーニング出すべき?

まずうっかり食べ物を落としてしまってシミがついたときは、すぐにクリーニングに出すべきです。

そのままにしておくとカビが生えてしまうかもしれません。

濡れたタオルで拭いて一見汚れがついていないように見えたとしても、繊維の中に食べ物が入り込んでいる可能性があります。

特別汚れるようなことが起きない場合はどうでしょうか?

汚れがないように見えても、外出の際に何度も利用しているとホコリなどの汚れが段々と蓄積しています

とはいえネクタイをあまり頻繁にクリーニングに出すと、生地を傷めてしまうので逆効果です。

ネクタイは適切なお手入れをすると、長く使えます。

ネクタイをクリーニングに出すときの料金相場

ネクタイをクリーニングに出すときの料金相場

ネクタイをクリーニングに出すとどのくらいの料金になるのでしょうか?

主なクリーニング専門店の料金をピックアップしましたので確認してください。

クリーニング業者名 ネクタイの一般的な料金 特別料金(高級ネクタイの場合)
白洋舎 持ち込み:495円、集配サービス:550円 持ち込み:880円、集配サービス:935円
リネット  605円 贅沢手仕上げコース込み:1,375円
ノムラekimo梅田店 一般料金:860円~ 会員:817円~ 会員+トクトクカード:731円〜
ピュアクリーニング 500円 クォリティーコース:800円、プレミアムコース:1,200円
Nexcy(ネクシー) 350円、会員:320円
クリーニング専科 スタンダード:200円、イージーオーダー:300円 ファーストオーダー:400
クリーニング ISEYA 530円
田辺クリーニング 693円〜 染み抜きは別料金
ホワイト急便 店舗によって異なる、大阪会員価格308円~ レギュラータイプ以外にハイクラスあり

料金は税込価格です。

集配のみで受け付けているクリーニング店の場合は、依頼する最低料金が決まっています。

スーツなどと一緒に出すときに利用するとお得です。

ネクタイをクリーニングに出す頻度

ネクタイをクリーニングに出す頻度

見た目ではなかなか分からないネクタイの汚れ。

クリーニングにあまり出しすぎても傷んでしまうので、年に何度くらい出せば良いのか迷ってしまいますね。

目安としては、3ヶ月に1回程度、衣替えの際についでにネクタイもクリーニングに出しましょう。

もちろん、汚れがついてしまったような場合は、直ちにクリーニングに出すようにしてください。

ネクタイをクリーニングに出す前に知っておきたい注意点

ネクタイをクリーニングに出す前に知っておきたい注意点

クリーニング店やクリーニングコースを選ぶ際に知っておきたいことがあります。

クリーニング前に気をつけたいこと
  • ネクタイの素材やブランドを確認する
  • 仕上がりまでの日数をチェック
  • お店によって質やサービスが違う

それぞれについてさらに詳しく解説します。

ネクタイの素材やブランドを確認する

ネクタイは素材を確認してクリーニングに出しましょう。

料金表でご覧になったようにネクタイのクリーニング料金は幅があります。

素材やブランドを確認して、特に大切なネクタイは特別仕様のクリーニングに出して丁寧に扱うと長持ちします。

クリーニングに出すときは、きちんと大切なネクタイは分別し間違いのないように渡しましょう。

仕上がりまでの日数をチェック

ネクタイクリーニングが仕上がるまでの日数は、店舗によってまちまちで、即日で仕上がるところもあれば、6日ほどかかってしまう業者もあります。

平均して3日くらいですが、もしすぐ着けなければいけない用事があるときは、仕上がりまでの日数を確認しておきましょう。

お店によって質やサービスが違う

クリーニングのサービスはお店ごとに異なるので、ご自身の目的にあった方法で選びましょう。

近くにお店があれば気軽に持ち込めますが、ない場合はアプリ利用で宅配便でのサービスが便利です。

また安くてすぐにクリーニングをしてくれるお店がある一方で、ていねいに手仕上げをしてくれるお店があります。

ご自身の目的に合ったクリーニング店を選んでください。

ネクタイは自宅で洗濯できる?クリーニングとどっちがおすすめ?

ネクタイは自宅で洗濯できる?クリーニングとどっちがおすすめ?

ネクタイはリボンのような形なので自宅で簡単に洗濯ができそうだとお考えになる方も多いかもしれません。

しかしネクタイは洗濯がかなり難しく、どのネクタイでも自宅で洗濯できるわけではありません。

まず素材を確認し、シルク100%やちりめん仕上げになっているものなど特殊な素材のネクタイは避けた方が賢明です。

また色落ちしないかをあまり見えない部分で確認してください。

色落ちしないならポリエステルなど化繊のネクタイは、自宅で洗濯が可能です。

ただし、洗濯機ではなく手洗いをしてください。

自宅でネクタイを洗濯する方法

シルクの高級ネクタイの自宅でのお洗濯はおすすめしません。

安価なネクタイでまず試してみてください。

まず必要なものを用意します。

ネクタイを洗濯するために用意するもの
  • ドライマーク衣料中性洗剤
  • 洗面器
  • 白い綿素材の布
  • バスタオル
  • ハンガー
  • スチームアイロン

用意ができたら、ネクタイの洗濯を始めましょう。

STEP.1
シミ抜き
汚れが強いところに白い綿素材の布で洗剤の原液をつけて軽くたたくようにしてシミ抜きをします。

ガンコなシミにはベンジンを使いますが、風通しの良い部屋で行いましょう。

STEP.2
洗剤液を用意
洗面器に40度程度のぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かします。

※熱湯を絶対に使わないでください。

熱湯にネクタイを浸けると型崩れをしてしまいます。

STEP.3
ネクタイを洗剤液に浸ける
約5分間そのままにしておきます。
STEP.4
優しく洗う
ゴシゴシすると型崩れをしてしまうので、そっと動かす程度。

洗面器の中を泳がすようなイメージ。

洗剤液を捨てて、きれいなぬるま湯に変えゆすぎます。

ゆすぐときも洗面器の中を泳がすようなイメージで、ゆっくり動かしてください。

STEP.5
ネクタイの水気を切る
ネクタイを洗い終わったら水気を取りますが、ねじってしぼらないでください。

バスタオルにはさんで水気を取ります。

バスタオルは古い方が吸水性があるのでおすすめです。

STEP.6
ハンガーを使って干す
ハンガーにネクタイをかけて、日陰干しにします。

シワがあっても伸ばさないでそのままにしておきます。

STEP.7
アイロンかけ
ネクタイが乾いたらスチームアイロンで形を整えます。

ハンカチなどを利用して当て布にし、直接アイロンを当てないようにしましょう。

ネクタイに直接アイロンが当たらないようにし、スチームでシワを伸ばすイメージです。

以上がネクタイの洗い方です。

クリーニングをおすすめする理由

ネクタイは、バイアス裁断した布で作ることで、布に伸縮性を持たせ結びやすくなっています。

バイアス裁断とは、生地を45度の斜めに裁断することです。

伸縮性があることがメリットですが、一方型崩れしやすいことがデメリットです。

ネクタイはパシッと形が整えられるように芯地が中に入っていますが、洗うことでヨレヨレになると元に戻せなくなってしまいます。

アイロンも難しいので、プロへの依頼がおすすめです。

日常的には、以下のことに注意してください。

日常的な注意
  • 汚れないように注意
  • 収納する際は結び目を解く
  • シワがあるときは、お風呂に吊るし湯気を利用してシワを取る

日常のちょっとした習慣でネクタイの保ちが良くなります。

クリーニングに出せない期間もネクタイを大切に利用しましょう。

ネクタイを出すのにおすすめのクリーニング3社をご紹介

ネクタイを出すのにおすすめのクリーニング3社をご紹介

クリーニング業者も料金システムや得意分野が異なるので、ネクタイやスーツが得意なクリーニング店を選ぶ必要があります。

また安いネクタイと高級ネクタイでは、クリーニング店の選び方も異なります。

ここではネクタイのクリーニングがお得な業者3社を紹介します。

おすすめクリーニング業者
  • ネクシー
  • リネット
  • ホワイト急便
ご自身に合った業者を選んでください。

ネクシー

株式会社Curasutas が運営するネクシー(Nexcy)は、80年の歴史をもつクリーニング店を基盤に設立した宅配クリーニング業者です。

アイロンかけ30年というベテラン職人がいることが魅力。

ていねいな仕上げが定評ですが、それだけに少し時間がかかるようです。

しかしもともと長崎県の地元にあるクリーニング店を継いで、全国展開させたのですから技術力のある信頼できる業者だとわかります。

まとまった量を依頼すると送料が無料になるので、季節ごとのクリーニングに利用すると良いでしょう。

アプリを提供しており、進捗状況を確認できます。

「検品中」→「クリーニング中」→「クリーニング完了送付済み」といった表示です。

長崎県に本社を置いていますが、代表者によると関東圏や大阪市からの依頼が多いようです。

店舗名 宅配クリーニングNexcyネクシー
ネクタイの料金 350円、会員:320円
仕上げまでの最短日数 6日
公式サイト https://nexcy.jp/

参考:毎日dodaパーソナルキャリア

リネット

リネットはネット登録会員数が35万人以上という大手の宅配クリーニング業者です。

朝イチ便・夜イチ便・翌日届けの対象エリアは、東京23区、狛江市、三鷹市、調布市、武蔵野市、千葉県市川市、浦安市、神奈川県川崎市の一部と少しずつ広がっています。

プレミアム会員になると翌日届けのオプション料金や往復送料が無料とさらにお得に利用可能。

ネクタイは、レギュラータイプ以外に贅沢手仕上げコース込みもあるのでネクタイの種類によって使い分けられます。

店舗名 宅配クリーニングのリネット
ネクタイの料金 605円、贅沢手仕上げコース込み:1,375円
仕上げまでの最短日数 通常会員:5日、プレミアム会員:2日
公式サイト https://www.lenet.jp/

ホワイト急便

ホワイト急便は全国に取次店や工場を置く大手クリーニングチェーン店です。

ホワイト急便の特徴はエリアごとに料金が異なること。

ユーザーが利用しやすいように、「生活価格」で運営しています。

エリアの市場調査によって、エリアでも最も安い料金設定をしているため料金が異なるのです。

クリーニングはレギュラーコースの他にハイクラスが用意されているので、ネクタイの質によって使い分けることができます。

 

店舗名 クリーニングのホワイト急便
ネクタイの料金 店舗によって異なる、札幌の場合:レギュラー380円、ハイクラス 760円
仕上げまでの最短日数 朝一番で依頼すると即日仕上げが可能
公式サイト https://www.white-ex.co.jp/

他の宅配クリーニング会社も比較したい方は、こちらの記事も合わせてご確認ください。

クリーニング後のネクタイの保管方法

クリーニング後のネクタイの保管方法

クリーニング後のネクタイは、ビニール袋を外して日陰干しをしてから保管します。

ビニール袋に入れたままだと、湿気によるカビが生える恐れがあるので必ず外しましょう。

保管方法は次の2種類です。

ネクタイの保管方法
  • 丸めて引き出しで保管
  • 吊るして保管
引き出しに収納する場合は、ネクタイを二つに折り、シワにならないように緩めに巻いて並べます。

吊るして保管する場合は、ネクタイ専用ハンガーを使うと省スペースで収納でき、選ぶ際にも便利です。

日常使いのネクタイにおすすめの方法ですが、吊るしておくと伸びてしまう可能性があるので特別な日のためのネクタイは丸めて引き出しにしまう方が良いでしょう。

ネクタイクリーニング|まとめ

ネクタイのお手入れ方法について紹介しました。

ネクタイは、できれば3ヶ月に1度、スーツなどの衣替えのときに一緒にクリーニングに出しましょう。

ご自宅で洗いたい場合は、ポリエステルなど化繊のネクタイのみがおすすめです。

クリーニングに出す場合は300〜600円程度ですが、シミ抜きや特別な配慮が必要であれば追加料金がかかります。

クリーニング業者によっても異なるので目的に合わせて選びましょう。