子供が自宅で勉強すのに欠かせなく、小学校入学のお祝いに両親や祖父母からプレゼントされる学習机。
小学校から中学校、高校へと進学し、子供が大人に成長するにつれて学習机を新しく買い替えたり、子供が大人へと自立して1人暮らしを始めると、実家にある学習机が不要になってしまい、処分に困っている人も多いでしょう。
しかし学習机は大型の家具なので、一人で処分するのはとても大変なことですし、処分方法も色々あってどれが自分に合った方法か悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな皆様のために、この記事では学習机のあらゆるシーンに応じた処分方法とかかる費用、メリット・デメリットを併せて詳しく解説・ご紹介していきます。
学習机の処分方法別の費用
リサイクルショップで売る | 無料 |
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ネットオークション・フリマアプリに出品して売る | 無料(場合によっては送料を負担) |
ジモティーなどの掲示板サイトで売る・譲る | 無料 |
自分で学習机を解体して処分する | 無料(工具代やゴミ袋代100円程度が必要な場合あり) |
自治体の戸別取集を利用する | 1,000円~3,000円前後 |
自治体の持込処分を利用する | 500円~1500円前後 |
家具引き取りサービスを利用する | 新品の学習机の値段と引き取り料:無料~3,000円 |
不用品回収業者に依頼する | 5,000円前後 |
学習机を売る前にしておきたいこと
これから学習机を売る方法を紹介しますが売る前に学習机を綺麗な状態にしておくと、売れる可能性が高まり、買取金額にも影響してくるので、学習机を掃除する方法をまずご紹介します。
学習机を綺麗にするには
リサイクルショップを利用して売る
この方法は目立った傷や汚れがない状態の学習机を処分する方法としては最適かもしれません。
なぜなら、学習机の処分費用がかからないだけでなく、即日で処分できて、売却するので利益も得ることができるからです。
デメリットは、学習机をリサイクルショップまで運搬しなければならず、学習机の入る大型の車両を用意しなければ、店舗に持ち込むことは難しいでしょう。
しかしリサイクルショップによっては出張買取を行っている店舗もあり、自宅で待機してリサイクルショップの人が来たら、あとは買い取ってもらうだけで学習机の処分ができます。
自宅にある学習机が綺麗な状態でしたら、一度リサイクルショップで無料査定してもらい、買取可能か不可か判断してもらって買取可能だった場合、買取金額に納得した上で売却しましょう。
リサイクルショップで学習机を売るのは難しい
多くの方は学習机を小学校から中学、高校へ進学するタイミングで、新しい学習机に買い替えていることは稀でしょう。
子供時代に入学祝いで両親、祖父母から学習机をもらった経験のある方は多いでしょう。
お子さんにお祝いとしてプレゼントする側は、子供に長く使って欲しいという気持ちもあり、耐久性があり、長年使用できる高価な学習机を購入しますが、子供はやんちゃなので汚したり、傷をつけたりしてしまいます。
長年使用できる反面、子供時代に汚したりした箇所は中学生、高校生になっても中々綺麗にすることは難しく、そのままの状態で放置している場合が多いので、汚れが落ちなくなってしまった学習机になっているからです。
- 学習机は使用年数が長く、落としにくい汚れや傷がついている場合が殆どだから
- 子供が貼ったシールや遊んで書いた落書き、絵具、クレヨンの跡は消えにくいから
- 何年も使用していない学習机は黄ばみやカビがあるから
以上のような理由で、リサイクルショップで学習机を売るのは難しいのです。
ネットオークションやフリマアプリに出品して売る
リサイクルショップで買取できないと言われた学習机でも、オークションやフリマアプリに出品すれば買い手がついて売れるなんてこともあります。
リサイクルショップは、学習机の状態や需要があるかないかで買取可能か不可か決められている場合が多いですが、ネットオークションやフリマアプリに出品すれば、学習机の状態が多少悪くても、利用者数宇が多いので、買い手がつくこも多く、価格交渉も出品者側と購入したい側でできるので、売れやすいのが特徴です。
しかし、梱包作業や発送作業を自分で行う労力と、買い手が中々つかないと売れるまで学習机を保管し続けなければならないことにもなります。
ネットオークションやフリマアプリで学習机を売るメリット・デメリット
ネットオークションやフリマアプリで学習机を売るメリット・デメリット | |
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メリット | ・リサイクルショップで買取不可と言われた学習机でも出品して売ることができる ・状態に多少の難があっても、買い手が多く、価格交渉ができるので売れる可能性がある ・売れれば、処分費用はかからずに利益を手にすることができる |
デメリット | ・出品には3.5%~10%の手数料がかかり、売れた際に売上金額から出品手数料が引かれる ・学習机を梱包して、発送作業をする手間がかかる ・送料が自己負担(着払いも選べる)の場合、送料を払わなければならない |
梱包に必要な資材(段ボール等)がない場合、資材を購入しなければなりませんし、自分が売りたい学習机は現在いくらで取引されているかなどの市場価格を知る必要性もあります。
ジモティーやシェアマなどの掲示板サイトで売る・譲る
ジモティーやシェアマといった掲示板サイトでは、不要になった物のリサイクル・リユースを推奨していて、売ることができたり、誰かにあげたり、物々交換などができます。
しかも売る際の出品手数料が無料で、商品の梱包・発送作業は不要で、家の近くに住む人に直接会ってに手渡しで送ることができ、現金をその場で受け取れます。
掲示板サイトで学習机を売る・譲るときのメリット・デメリット
掲示板サイトで学習机を売る・譲るときのメリット・デメリット | |
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メリット | ・売ること・譲ることができたら、費用が一切かからずに済む ・誰かに無料で譲ることで人の役に立てる ・物々交換できれば学習机と別の物を交換できる |
デメリット | ・直接相手と会わなければならず、学習机重くて大きいので渡し方や運搬に苦労する ・直接会う前にキャンセルや取引場所に来ないなどといったトラブルが発生しても、当人同士で解決しなければならない |
自分で学習机を解体して処分する
自分で学習机を解体することができれば、木材で出来ているものは可燃ごみ、金具やネジ、プラスチックで出来ている部品は金属ごみに分類されるので、不燃ごみとして一括りで出せますが、地域によっては不燃ごみと資源ごみに分けて出さなければなりませんので、各自治体のゴミのルールを確認しておきましょう。
学習机を解体するのに必要な工具と身に着けるもの
- 軍手、汚れてもいい服装
- 机を細かく切断するためのノコギリ、ネジや金具を外すドライバー
- 学習机を解体できるスペースの確保
ノコギリで切断している際に、木片飛んで目に入らないように必要によっては、ゴーグルなどの目を保護するものを用意しておくことを安全上の理由からおすすめいたします。
学習机を自分で解体するメリット・デメリット
学習机を解体するメリット・デメリット | |
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メリット | ・可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみとして出せるので費用が殆どかからずに処分できる |
デメリット | ・解体作業に必要な工具がないと、工具代がかかる ・解体作業ができるスペースがないと、解体作業自体ができない ・解体には時間と労力がかかる |
自治体の戸別収集を利用して粗大ごみとして処分する
学習机は粗大ごみに分類され、普通のごみとは廃棄方法が異なります。
縦・横・高さの中で長さが30㎝を超えるものは粗大ごみとして処分しなければならないルールとなっているので、このサイズを超える学習机は粗大ごみとして処分しなければなりません。
粗大ゴミとして学習机を処分するのに必要なこと・ものは
- 粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットから予約をとる
- コンビニやスーパー、郵便局などで売っている粗大ごみ処理券を購入して必要事項を記入し、処分する学習机に貼り付ける
- 予約した収集日・時間に学習机を自宅の前や近くのごみ置き場、自治体が指定した場所に出す
学習机を粗大ごみとして処分するときの相場費用
学習机の重量によって粗大ごみとして処分する料金は変わります。
なので以下の表を目安にして、処分したい学習机の処分費用を確認しましょう。
学習机 | 1,300円 |
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机(両袖机以外) | 1,200円 |
ライティングデスク | 1,200円 |
学習机を自治体で粗大ごみとして処分する際の詳しい費用をお調べになりたい方や、予約をしたい方は以下のサイトからできます。
参考 粗大ごみ受付センター(東京都23区)粗大ごみ受付センター粗大ごみ処理場やクリーンセンターに自分で持ち込んで廃棄する
粗大ごみの戸別収集を自治体にお願いしないで、学習机を自分で粗大ごみ処理場やクリーセンターに持ち込んで処分することで、戸別収集よりも費用を安く抑えることができます。
地域によっては事前に電話やインターネットで予約が必要な場合もありますので確認してから持ち込みましょう。
かかる費用は、学習机の大きさによって決められ、粗大ごみの収集日を待たずに自分で持ち込んで出す方がさらに安く済みます。
持込処分に必要なものは粗大ごみ処理券だけで、学習机に粗大ごみ処理券を貼って持ち込めば、処分してもらえます
持込処分にかかる費用
持込処分の料金は重さで決めているところが多く、一般的に多いのが10kgにつき約200円が目安となっております。
戸別収集や持込処分するメリット・デメリット
戸別収集と持込処分をするメリット・デメリット | |
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メリット | ・戸別収集の場合、家の近くに学習机を運び出すので、労力があまりかからない ・持込処分なら、即日で処分できる ・費用を抑えて処分することができる |
デメリット | ・粗大ごみ処理券を購入したり、収集日の予約をしたりと手間がかかる ・持込処分の場合、車に運搬する労力、運搬する車両のガソリン代がかかる ・収集予約は時期によっては混雑していることもあり、最低1週間~1ヶ月かかることもある ・ゴミ処理場やクリーンセンターには営業時間内に持って行かなければならない |
引越し業者の買取や引き取りサービスを利用する
クロネコヤマトやアップル引越しセンターでは、引越しと同時に不用品を買い取ってもらえたり、引き取ってもらえます。
クロネコヤマトは引き取りサービスはなく、不用品買取を行っていて購入してから6年以内の家具は買取可能なので、不要になった学習机の製造年月を確認して6年以内のものでしたら、買い取ってもらえる可能性があります。
アップル引越しセンターは引越しと同時に行う不用品買取・引き取りサービスをやってくれます。
アップル引越しセンターの不用品買取は買取可能であれば、買い取ってもらうことができ、引越し費用から買取金額を差し引いてくれます。
引き取りサービスは、何でも引き取ってもらうことができ、無料・有料引き取りの区分があります。
引越し業者の買取や引き取りサービスを利用するメリット・デメリット
引越し業者の買取や引き取りサービスを利用するメリット・デメリット | |
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メリット | ・買い取ってもらえれば利益を得られて、引っ越し費用から差し引いてもらえる ・引越しと同時にやってもらえる ・無料で引き取ってもらえれば、処分費用がかからない |
デメリット | ・買取不可、有料で引き取りとなってしまう場合もある |
家具屋の引き取りサービスを利用する
学習机を新しく購入する場合、不要になった学習机をその購入したお店で引き取ってくれるサービスをしているお店もあります。
新しい学習机の購入を検討している店舗に問い合わせて、引き取りサービスはあるのか、費用はどれくらいかかるのか確認をとると良いでしょう。
ニトリや無印良品で新しい学習机を購入して、不要な学習机を引き取ってもらう
ニトリや無印良品、ベルメゾンネットでは不要になった家具の引き取りサービスを行っていることで有名で、学習机も引き取ってもらえます。
ニトリや無印良品、ベルメゾンネットの家具引き取りサービスを利用するには条件がありますので確認しましょう。
- 購入した学習机と引き取ってもらう学習机が同数量もしくは同容量までのものに限る
- 配送員設置商品と書かれた商品に限定し、宅配便を使う商品は不可
- 1度の注文・配送につき3,000円(税抜き)で引き取ってもらえる
無印良品の学習机の引き取りサービスを利用できる条件と費用は
- 購入した商品と同じ種類で同じ数量のもの、つまり学習机を1つ買ったら、学習机を1つ引き取ってもらえる
- 一回の注文につき3,000円掛ける注文個数で引き取ってくれる
ベルメゾンネットの引き取りサービスを利用できる条件と費用は
- 対象製品と書かれたものと同じ種類の家具
- 対象製品とは販売価格41,800円(税込)以上のもので、大型商品送料7,150円(税込)がかかる商品
- 新しい商品の受け取りと同時に、同種類・同数量の不要になった家具を無料で引き取り
家具引き取りサービスのメリット・デメリット
家具引き取りサービスのメリット・デメリット | |
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メリット | ・不要になった学習机を手間をかけることなく、引き取ってもらえる |
デメリット | ・条件が適用されなかった場合、引き取りサービスを利用できない ・かかる費用が他の方法で廃棄するより割高 |
不用品回収業者で学習机を処分する
不用品回収業者を利用すれば、労力・時間などの一切の手間が不要で学習机を処分できます。
学習机のみを処分したい場合、単品回収というプランになって、基本料金+作業費+オプション料金(建物の2階から搬出する場合など必要によって)=合計料金となるところが多いです。
単品回収の場合、相場費用は5000円前後を目安としてお考え下さい。
不用品回収業者を利用するメリット・デメリット
・学習机以外にも回収してもらいたい不用品がある場合でも、不用品をまとめて回収してくれる
メリット | ・回収と買取を同時に行ってくれ、回収費用から買取金額を差し引いてくれる業者も多いので、学習机を買い取ってもらいたい方にとって便利 ・24時間365日年中無休で営業していて、即日で回収してくれる業者もあるので、引越しをするので急いで処分して欲しい方や普段仕事などで忙しい方でも対応してくれる ・学習机の解体をして欲しいといった方にも、解体作業をしてくれる業者もあるので対応できる ・すべての手間を業者に任せることができるので、時間・労力などの負担は一切なくなる |
デメリット | ・自治体などで処分するよりも費用が高くなる ・高額請求や不法投棄する悪質な業者も存在するので、業者選びには気をつけなければならない |
学習机の処分方法まとめ
学習机を処分する方法を9つ紹介させて頂きました。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますが、自分の条件に最も近い方法でスッキリと学習机を処分しましょう。